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のどの奥、声を出す声帯の周辺を、喉頭(こうとう)と呼びます。この場所にできる代表的な悪性腫瘍が、喉頭がんです。 のどの一番奥にあたるので、自覚症状の軽い段階では口からは観察できず、耳鼻咽喉科での診察を行わないと病気を見逃されてしまうことがあるため注意が必要です。 喫煙や飲酒との関係が指摘されています。
声のかすれを生じることが多く、かすれ声が2週間以上続く場合には注意が必要です。 また、進行してくると、食べ物を飲みこんだり呼吸をするのが困難になります。 ときに、がんがリンパ節に転移して首にしこりができ、他の症状より先にそのしこりに気づくこともあります。
まず、声のかすれの原因が何かを見極める必要があります。 耳鼻咽喉科では、喉頭内視鏡検査によって声帯の観察を行い、実際に発声をさせながらその原因を見つけます。
治療としては、早期であれば放射線治療のみで完治することが多いのですが、進行癌では喉頭摘出などの手術を行う場合もあります。進行がんの手術では、一生自然な発声が出来なくなる(代替音声などの手段はあり)こともあるため、早期発見早期治療が重要です。 「ヘビースモーカー」や「大酒家」の方で、のどの違和感を感じる方は、年に1度は、耳鼻科でのどのチェックしてみるのもよいかもしれません。