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もともと口の中にある扁桃腺は、気道の入り口で細菌やウイルスの侵入を食い止めてくれる免疫の役割をしています。 しかし、体力が落ちて病原体の感染力が免疫力を上回ると、扁桃腺に病原体が侵入しそれ自体が炎症を起こして感染源となります。 細菌などの感染が原因でのどの痛みや、熱が出たりする疾患です。
慢性に感染を繰り返している扁桃腺が、風邪・ストレス・過労などで免疫力が落ちた際に痛みを引きおこす場合もあります。 悪化すると扁桃腺の周囲が腫れてきて、扁桃腺の裏側に膿がたまる扁桃周囲膿瘍に進行したり、食事や呼吸に支障を来す場合もあります。 一部の腎障害の原因になる特殊な扁桃炎もあります。
・突然、のどが痛くなった、飲み込むときに痛みが強くなる
・突然の高熱
・口が開けづらくなる
・唾液が飲み込みづらくなる
解熱鎮痛薬、抗生物質などを処方します。 扁桃周囲膿瘍になってしまった場合や呼吸や食事に支障をきたす場合には、総合病院にご紹介の上、入院して抗生物質の点滴をすることもあります。 また重篤な症状を繰り返す場合や、年3回以上の扁桃炎の反復(習慣性扁桃炎)は、扁桃腺の摘出術を行うこともあります。
また、生活環境にも原因がある場合があります。 過労やストレスなどによる免疫力の低下は扁桃炎の原因になります。のどの痛みの為に水分摂取が不充分になる場合もあります。 脱水は症状を悪化させますので、意識して水分をとってください。抵抗力を落とさないように、十分な休養と睡眠、栄養のある食事をしっかりとりましょう。また、飲酒、喫煙は控えましょう。